追及にシドロモドロ 安倍首相“1月20日”虚偽の決定的証拠 日刊ゲンダイ 2017年7月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210168
安倍首相と蓮舫代表(C)日刊ゲンダイ
加計疑惑を追及する国会の閉会中審査2日目。参院に舞台を移した25日午前中の審議で、安倍首相の決定的なウソが明らかになった。安倍首相は完全にアウトだ。
24日までの殊勝な態度が崩れ、安倍首相がシドロモドロの答弁で論理破綻をきたしたのは、民進党の蓮舫代表の質問の時だった。
24日、安倍首相は、加計学園が国家戦略特区の獣医学部新設に関わっていることを知ったのは、今治市とともに行った申請が決定された「今年1月20日」だったと答弁していた。しかし、これについて、「過去の答弁との矛盾がある」と蓮舫代表が問いただしたのだ。
実際、今年6月16日の参院予算委員会で社民党の福島瑞穂議員が質問した際、安倍首相は「構造改革特区で申請されたことについては承知していた。その後に、私が議長を務める国家戦略特区に申請するとすれば、私の知り得るところになる」と答えている。また、6月5日の参院決算委員会で民進党の平山佐知子議員の質問の際には、「国家戦略特区になって今治市が申請した時に知った」という趣旨の答弁をしている。
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つまり「1月20日」よりずっと前から知っていたことになるのである。
ここを突かれると、安倍首相は「(あの時は)急な質問だったので混同した」と驚くべき答弁をし、否定したのだが、平山議員は質問通告もし、文書も提出している。「急な質問だったから」という言い逃れは通用しない。
さらに、決定的だったのは、蓮舫代表の後の民進党・桜井充議員の質問。福島瑞穂議員が「首相は加計学園が今治市に獣医学部を新設したい意向を知ったのはいつか」と主語を「首相」とし、「加計」の文字をハッキリ書いた質問主意書を出していたことも追及。これに対し政府は、「第2次安倍政権の2013年、14年、15年の構造改革特区申請に書かれている」と答えていて、これは閣議決定されている。2013年には、安倍首相は加計の計画を知っていたという動かぬ証拠である。
これを突き付けられると安倍首相は、「過去の事実をお答えに代える場合もある」と、自分が知っていたのではなく、「政府が把握していた事実」というすり替えで逃れようとしたが、どう考えてもムリ筋だ。
1月20日まで「加計の計画は一切知らなかった」という安倍首相の立場は完全に崩れ去った。
https://twitter.com/tohohodan/status/889741668102021122
キャオ@大阪トホホ団亡者戯 @tohohodan 11:58 PM - 24 Jul 2017
森ゆうこさんの解説
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加計氏から供応 安倍首相に“大臣規範抵触”ゴマカシ疑惑 2017年7月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210114
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獣医学部新設をめぐる動きと加計氏と安倍首相の接触記録(C)日刊ゲンダイ
安倍首相が学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を知ったのは「今年1月20日」――信じがたい答弁が飛び出した24日の閉会中審査。しかし、内閣府も、文科省も、獣医師会も、関係者は全て加計学園の獣医学部新設計画を知っていたのに、安倍首相だけが1月20日まで知らなかったなどということがあるのか。安倍首相が釈明すればするほど「加計ありき」の疑惑は深まるばかりである。やっぱり、加計孝太郎理事長本人に国会で説明してもらうしかないのではないか。
第2次安倍政権発足以降、安倍首相は加計理事長と14回にわたり、ゴルフや食事を共にしている。特に獣医学部新設が「加計ありき」で進められた16年夏以降、安倍首相は計6回も加計理事長と会っている。30年来の“腹心の友”である加計理事長とこれほど頻繁に会いながら、獣医学部新設の話が全く出なかったのは、どう考えても不自然である。日刊ゲンダイは15年6月以降の安倍首相と加計理事長の接触記録と、獣医学部新設を巡る動きを別表にまとめた。いかに、2人が頻繁に会っていたかが、よく分かるはずだ。
野党から「答弁が偽りなら、責任を取って辞任するか」と繰り返し問われると、「知っていようがいまいが、私が便宜を図ることはない」とムキになって否定していたから、やはり後ろめたいことがあるのだろう。
■大臣規範抵触の恐れあり
見逃せないのは、安倍首相が、利害関係者である加計理事長と会食やゴルフをするだけでなく、供応まで受けていたことだ。本人が「先方が(代金を)支払うこともある」と認めている。「加計氏からの供応は大臣規範に抵触する可能性が高い」と指摘するのは、神戸学院大の上脇博之教授(憲法)だ。
大臣規範は〈国務大臣等は、国民全体の奉仕者として公共の利益のためにその職務を行い、(中略)廉潔性を保持することとする〉と規定。関係業者から供応接待を受けることを禁じている。09年に平田耕一財務副大臣(当時)が、規範抵触で辞任している。
「安倍首相は、加計氏が学校法人の理事長であることを知らないはずがありません。『関係業者』であることは明白です。会食の回数が多いこともあり、相当な金額の供応を受けた可能性もある。大臣規範に抵触する恐れがあったからこそ、1月20日に初めて知ったとゴマカしたのかもしれません。いくら分の供応を受けたのか明らかにすべきでしょう」(上脇博之教授)
「週刊文春」4月27日号によると、加計理事長はかつて「(安倍首相に)年間1億くらい出しているんだよ。あっちに遊びに行こう、飯を食べに行こうってさ」と周囲に話していたという。2人は14回も会いながら、本当に獣医学部について一言も話さなかったのか。加計理事長を国会に呼んで一つ一つ説明してもらうしかない。
これ見ろ、どう見ても汚職なんだよ 野次馬 (2017年7月25日 14:53)
http://my.shadowcity.jp/2017/07/post-11522.html
どう転んでもアベシンゾーが自分から自白するわけがないので、国会なんてやるだけ無駄なんだが、ただ1つ、「アベシンゾーは嘘つきだ」という印象操作が出来れば、それでいい。野党の仕事はそれだけです。アベシンゾーは辞めれば逮捕されると思い込んでいるので、絶対に自分からは辞めない。さぁ、誰がアベシンゾーの首に鈴を付けに行くのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000060-mai-soci
<大阪府>私学財政審査を厳格化 設置基準案、財務諸表必須
大阪市の学校法人「森友学園」の小学校設置認可を巡る問題を受け、大阪府は私立学校の設置認可に関する新たな審査基準案をまとめた。過去3年分の財務諸表の提出を義務付け、必要な提出書類は原本も提示させるなど、チェック体制を強化する。27日の府私立学校審議会(私学審)に報告する。
この閉経中審査で、アベシンゾーの支持率は更に低下するだろう。自民党総裁の支持率でいえば、最低だったのは竹下内閣の末期、7-9パーセント、森喜朗内閣の末期、9パーセント前後、というのが記録なんだが、新記録達成目指して頑張ってくださいw
“記憶ない”7連発で次官昇格の目 柳瀬審議官の素性と評判 日刊ゲンダイ 2017年7月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210111
次官ポストがかかっている(C)日刊ゲンダイ
24日行われた衆院での閉会中審査。異様だったのが「加計疑惑」のキーパーソンの一人、経産省の柳瀬唯夫審議官(55)だ。「加計疑惑」から安倍首相を守るために「記憶にございません」を7回も連発してみせた。霞が関からは「これで次官昇格だな」の声が飛んでいる。
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「加計ありき」を証明するひとつが、2015年4月2日、今治市の企画課長と課長補佐が首相官邸を訪れていたことだ。市町村の課長クラスが官邸を訪問することは通常あり得ないことだ。だが、今治市の公式文書にハッキリと記録されている。この時期は、今治市が獣医学部新設を提案する2カ月も前のこと。すでにこの頃から「加計ありき」で進められていたということだ。
今治市サイドは官邸で誰と会ったのか、公開した資料では訪問相手を「黒塗り」にしているが、24日の閉会中審査で、民進党の今井雅人議員が、訪問相手は当時、首相秘書官だった柳瀬唯夫審議官だと明らかにした。
しかも、柳瀬秘書官は「希望に沿えるような方向で進んでいます」という趣旨を今治市に伝えたという。お墨付きをもらった今治市は、「ついにやった」とお祝いムードになり、「さすがは加計さんだ、総理にも話ができるんだ」と盛り上がったという。
いくら秘書官でも、勝手にモノを決められない。安倍首相と打ち合わせていたのは間違いないだろう。
■次官候補の経産省エース
ところが、柳瀬審議官は、今治市の職員と会ったのか、なにを話したのか、なにを聞かれても「記憶にございません」の一点張り。さすがに、異様な答弁に委員会室は騒然となり、審議がストップしたほどだ。柳瀬審議官はどういう人物なのか。
「柳瀬さんは次官候補の経産省のエースです。麻生政権の時、首相秘書官をしていたこともあって、もともとは麻生さんに近い。原子力政策課長だった時には、原発の増設や輸出を進める“原子力立国計画”をまとめている。原子力推進派の中核です。
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フットワークが軽く、思ったことをズバズバ口にし、裏で暗躍するタイプではありません。ただ、次官ポストがかかっているだけに安倍政権を守るとハラを固めたようです」(霞が関事情通)
安倍首相を守るために「森友疑惑」で平然と嘘をついた財務省の佐川局長が国税庁長官に栄転したように、柳瀬審議官も次官に昇格するのか。絶対に許してはダメだ。
++
コメントいただきましたが
柳瀬 唯夫(やなせ ただお、1961年7月17日 - [1])は、日本の経産官僚。
静岡県出身[2]。1984年、東京大学法学部卒業、通商産業省入省[2]。イェール大学大学院国際開発経済学科修了(M.A.)[1]。2004年6月、資源エネルギー庁原子力政策課長[1]、2007年7月経済産業省経済産業政策局企業行動課長[1]、2008年9月麻生内閣の内閣総理大臣秘書官[1]、2009年12月経済産業政策局産業再生課長[1]、2010年7月経済産業省大臣官房総務課長[1]、2011年7月経済産業政策局審議官[1]、2012年12月第2次安倍内閣の内閣総理大臣秘書官[1]、2015年8月4日経済産業政策局長[2]を経て、2017年7月14日経済産業審議官[3]。
明治維新
http://satehate.exblog.jp/20904939/
・・最近ではブッシュ大統領はじめエール大学のスカル&ボーンズ[Skull and Bones]出身者が幅を利かせています。
このスカル&ボーンズを創設したのが、エール大卒業生のウィリアム・ラッセル[William Huntington Russell]と アルフォンゾ・タフト[Alphonso Taft]ですが、このウィリアム・ラッセルのいとこ[Samuel Russell]が、中国のアヘン戦争の引きがねとなる世界最大のアヘン密輸企業のジャーディン・マセソン社と手を組んでいた、ラッセル・アンド・カンパニーの経営者であります。あの名門エール大学も、その資金は中国のアヘンの利益から得ていたのです。
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安倍首相と蓮舫代表(C)日刊ゲンダイ
加計疑惑を追及する国会の閉会中審査2日目。参院に舞台を移した25日午前中の審議で、安倍首相の決定的なウソが明らかになった。安倍首相は完全にアウトだ。
24日までの殊勝な態度が崩れ、安倍首相がシドロモドロの答弁で論理破綻をきたしたのは、民進党の蓮舫代表の質問の時だった。
24日、安倍首相は、加計学園が国家戦略特区の獣医学部新設に関わっていることを知ったのは、今治市とともに行った申請が決定された「今年1月20日」だったと答弁していた。しかし、これについて、「過去の答弁との矛盾がある」と蓮舫代表が問いただしたのだ。
実際、今年6月16日の参院予算委員会で社民党の福島瑞穂議員が質問した際、安倍首相は「構造改革特区で申請されたことについては承知していた。その後に、私が議長を務める国家戦略特区に申請するとすれば、私の知り得るところになる」と答えている。また、6月5日の参院決算委員会で民進党の平山佐知子議員の質問の際には、「国家戦略特区になって今治市が申請した時に知った」という趣旨の答弁をしている。


つまり「1月20日」よりずっと前から知っていたことになるのである。
ここを突かれると、安倍首相は「(あの時は)急な質問だったので混同した」と驚くべき答弁をし、否定したのだが、平山議員は質問通告もし、文書も提出している。「急な質問だったから」という言い逃れは通用しない。
さらに、決定的だったのは、蓮舫代表の後の民進党・桜井充議員の質問。福島瑞穂議員が「首相は加計学園が今治市に獣医学部を新設したい意向を知ったのはいつか」と主語を「首相」とし、「加計」の文字をハッキリ書いた質問主意書を出していたことも追及。これに対し政府は、「第2次安倍政権の2013年、14年、15年の構造改革特区申請に書かれている」と答えていて、これは閣議決定されている。2013年には、安倍首相は加計の計画を知っていたという動かぬ証拠である。
これを突き付けられると安倍首相は、「過去の事実をお答えに代える場合もある」と、自分が知っていたのではなく、「政府が把握していた事実」というすり替えで逃れようとしたが、どう考えてもムリ筋だ。
1月20日まで「加計の計画は一切知らなかった」という安倍首相の立場は完全に崩れ去った。
https://twitter.com/tohohodan/status/889741668102021122
キャオ@大阪トホホ団亡者戯 @tohohodan 11:58 PM - 24 Jul 2017
森ゆうこさんの解説


加計氏から供応 安倍首相に“大臣規範抵触”ゴマカシ疑惑 2017年7月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210114

獣医学部新設をめぐる動きと加計氏と安倍首相の接触記録(C)日刊ゲンダイ
安倍首相が学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を知ったのは「今年1月20日」――信じがたい答弁が飛び出した24日の閉会中審査。しかし、内閣府も、文科省も、獣医師会も、関係者は全て加計学園の獣医学部新設計画を知っていたのに、安倍首相だけが1月20日まで知らなかったなどということがあるのか。安倍首相が釈明すればするほど「加計ありき」の疑惑は深まるばかりである。やっぱり、加計孝太郎理事長本人に国会で説明してもらうしかないのではないか。
第2次安倍政権発足以降、安倍首相は加計理事長と14回にわたり、ゴルフや食事を共にしている。特に獣医学部新設が「加計ありき」で進められた16年夏以降、安倍首相は計6回も加計理事長と会っている。30年来の“腹心の友”である加計理事長とこれほど頻繁に会いながら、獣医学部新設の話が全く出なかったのは、どう考えても不自然である。日刊ゲンダイは15年6月以降の安倍首相と加計理事長の接触記録と、獣医学部新設を巡る動きを別表にまとめた。いかに、2人が頻繁に会っていたかが、よく分かるはずだ。
野党から「答弁が偽りなら、責任を取って辞任するか」と繰り返し問われると、「知っていようがいまいが、私が便宜を図ることはない」とムキになって否定していたから、やはり後ろめたいことがあるのだろう。
■大臣規範抵触の恐れあり
見逃せないのは、安倍首相が、利害関係者である加計理事長と会食やゴルフをするだけでなく、供応まで受けていたことだ。本人が「先方が(代金を)支払うこともある」と認めている。「加計氏からの供応は大臣規範に抵触する可能性が高い」と指摘するのは、神戸学院大の上脇博之教授(憲法)だ。
大臣規範は〈国務大臣等は、国民全体の奉仕者として公共の利益のためにその職務を行い、(中略)廉潔性を保持することとする〉と規定。関係業者から供応接待を受けることを禁じている。09年に平田耕一財務副大臣(当時)が、規範抵触で辞任している。
「安倍首相は、加計氏が学校法人の理事長であることを知らないはずがありません。『関係業者』であることは明白です。会食の回数が多いこともあり、相当な金額の供応を受けた可能性もある。大臣規範に抵触する恐れがあったからこそ、1月20日に初めて知ったとゴマカしたのかもしれません。いくら分の供応を受けたのか明らかにすべきでしょう」(上脇博之教授)
「週刊文春」4月27日号によると、加計理事長はかつて「(安倍首相に)年間1億くらい出しているんだよ。あっちに遊びに行こう、飯を食べに行こうってさ」と周囲に話していたという。2人は14回も会いながら、本当に獣医学部について一言も話さなかったのか。加計理事長を国会に呼んで一つ一つ説明してもらうしかない。
これ見ろ、どう見ても汚職なんだよ 野次馬 (2017年7月25日 14:53)
http://my.shadowcity.jp/2017/07/post-11522.html
どう転んでもアベシンゾーが自分から自白するわけがないので、国会なんてやるだけ無駄なんだが、ただ1つ、「アベシンゾーは嘘つきだ」という印象操作が出来れば、それでいい。野党の仕事はそれだけです。アベシンゾーは辞めれば逮捕されると思い込んでいるので、絶対に自分からは辞めない。さぁ、誰がアベシンゾーの首に鈴を付けに行くのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000060-mai-soci
<大阪府>私学財政審査を厳格化 設置基準案、財務諸表必須
大阪市の学校法人「森友学園」の小学校設置認可を巡る問題を受け、大阪府は私立学校の設置認可に関する新たな審査基準案をまとめた。過去3年分の財務諸表の提出を義務付け、必要な提出書類は原本も提示させるなど、チェック体制を強化する。27日の府私立学校審議会(私学審)に報告する。
この閉経中審査で、アベシンゾーの支持率は更に低下するだろう。自民党総裁の支持率でいえば、最低だったのは竹下内閣の末期、7-9パーセント、森喜朗内閣の末期、9パーセント前後、というのが記録なんだが、新記録達成目指して頑張ってくださいw
“記憶ない”7連発で次官昇格の目 柳瀬審議官の素性と評判 日刊ゲンダイ 2017年7月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210111
次官ポストがかかっている(C)日刊ゲンダイ
24日行われた衆院での閉会中審査。異様だったのが「加計疑惑」のキーパーソンの一人、経産省の柳瀬唯夫審議官(55)だ。「加計疑惑」から安倍首相を守るために「記憶にございません」を7回も連発してみせた。霞が関からは「これで次官昇格だな」の声が飛んでいる。

「加計ありき」を証明するひとつが、2015年4月2日、今治市の企画課長と課長補佐が首相官邸を訪れていたことだ。市町村の課長クラスが官邸を訪問することは通常あり得ないことだ。だが、今治市の公式文書にハッキリと記録されている。この時期は、今治市が獣医学部新設を提案する2カ月も前のこと。すでにこの頃から「加計ありき」で進められていたということだ。
今治市サイドは官邸で誰と会ったのか、公開した資料では訪問相手を「黒塗り」にしているが、24日の閉会中審査で、民進党の今井雅人議員が、訪問相手は当時、首相秘書官だった柳瀬唯夫審議官だと明らかにした。
しかも、柳瀬秘書官は「希望に沿えるような方向で進んでいます」という趣旨を今治市に伝えたという。お墨付きをもらった今治市は、「ついにやった」とお祝いムードになり、「さすがは加計さんだ、総理にも話ができるんだ」と盛り上がったという。
いくら秘書官でも、勝手にモノを決められない。安倍首相と打ち合わせていたのは間違いないだろう。
■次官候補の経産省エース
ところが、柳瀬審議官は、今治市の職員と会ったのか、なにを話したのか、なにを聞かれても「記憶にございません」の一点張り。さすがに、異様な答弁に委員会室は騒然となり、審議がストップしたほどだ。柳瀬審議官はどういう人物なのか。
「柳瀬さんは次官候補の経産省のエースです。麻生政権の時、首相秘書官をしていたこともあって、もともとは麻生さんに近い。原子力政策課長だった時には、原発の増設や輸出を進める“原子力立国計画”をまとめている。原子力推進派の中核です。

フットワークが軽く、思ったことをズバズバ口にし、裏で暗躍するタイプではありません。ただ、次官ポストがかかっているだけに安倍政権を守るとハラを固めたようです」(霞が関事情通)
安倍首相を守るために「森友疑惑」で平然と嘘をついた財務省の佐川局長が国税庁長官に栄転したように、柳瀬審議官も次官に昇格するのか。絶対に許してはダメだ。
++
コメントいただきましたが
柳瀬 唯夫(やなせ ただお、1961年7月17日 - [1])は、日本の経産官僚。
静岡県出身[2]。1984年、東京大学法学部卒業、通商産業省入省[2]。イェール大学大学院国際開発経済学科修了(M.A.)[1]。2004年6月、資源エネルギー庁原子力政策課長[1]、2007年7月経済産業省経済産業政策局企業行動課長[1]、2008年9月麻生内閣の内閣総理大臣秘書官[1]、2009年12月経済産業政策局産業再生課長[1]、2010年7月経済産業省大臣官房総務課長[1]、2011年7月経済産業政策局審議官[1]、2012年12月第2次安倍内閣の内閣総理大臣秘書官[1]、2015年8月4日経済産業政策局長[2]を経て、2017年7月14日経済産業審議官[3]。
明治維新
http://satehate.exblog.jp/20904939/
・・最近ではブッシュ大統領はじめエール大学のスカル&ボーンズ[Skull and Bones]出身者が幅を利かせています。
このスカル&ボーンズを創設したのが、エール大卒業生のウィリアム・ラッセル[William Huntington Russell]と アルフォンゾ・タフト[Alphonso Taft]ですが、このウィリアム・ラッセルのいとこ[Samuel Russell]が、中国のアヘン戦争の引きがねとなる世界最大のアヘン密輸企業のジャーディン・マセソン社と手を組んでいた、ラッセル・アンド・カンパニーの経営者であります。あの名門エール大学も、その資金は中国のアヘンの利益から得ていたのです。



